こんにちは。

近頃、朝晩は風が冷たく感じるようになり

季節はすっかり秋めいてきましたね。

季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛ください。

 

 

さて、今回は長崎ハウステンボス研修についてお話したいと思います。

 

 

毎年、県内の高校生を招待し

長崎県ハウステンボスで行われる『世界フラワーガーデニングショー』に

園芸と街づくりを学ぶため研修を行っております。

今回は、北谷高校・中部農林高校・南部農林高校の学生の皆様とともに

研修へ行って参りました。

 

場内に入ると、

なんと、ボートで本日宿泊ホテルまでご案内して頂けるという贅沢なおもてなし。

運河をボートを使って移動していきます。

最初に目に入った景色は、季節の花々が彩る風車エリアでした。

湾岸近くには洋館が立ち並ぶハーバータウン。

オランダ本国に来たのかと思えるほど完成度の高い街です。

また、驚いたのがハウステンボス内の建物は全て商業施設やホテルとして使用されており

アミューズメント施設で見かけるフェイクのものはありませんでした。

だからこそ、生活感があり、リアリティのある街なのだなと思いました。

実際に住むことのできる、建売住宅も施設内で販売されているとのことでした。

 

【世界フラワーガーデンショー2015】

いざ、世界フラワーガーデンショー2015会場に入場し、

中央のハウステンボス会場へと向かいました。

そこでは、フラワーガーデンバトルというイベントが行われていました。

世界各国のフラワーデザイナーが即興で作品を作成するという企画です。

30分以内という限られた時間で技術とイマジネーションで観客を魅了していました。

 

そして今回の最大の目的である石原和幸先生による

ガーデニング講義へ。

 

農林高校の学生は園芸を専攻されているということもあり、

世界トップのガーデナー石原先生に積極的に多くの質問をされていました。

その生徒の質問一つ一つ丁寧に石原先生にアドバイスを頂きました。

中でも、生徒の「石原先生が最も好きなご自分の作品はなんですか?」

との質問に石原先生は「これです!!」と今回の出品作品を指さしました。

『「常に昨日の庭よりも今日の庭。今日の庭よりも明日の庭。」と考えて庭造りに取り組んでいる』と

答えられ、生徒からは「将来自分は庭師になりたい」と嬉しい言葉もありました。

社会貢献事業として、県内の子供たちに還元していきたいと

企画された「長崎ハウステンボス研修」。

今回の研修が、将来、学生の人生に何か一つでも糧となって頂けたなら、幸いです。

今後もより社会に還元していけるように取り組んでいきたいと思います。